前職と違う業種や職種に転職したい場合は、どうやって転職活動を進めればよいのでしょう。前職と違う業種に転職する場合は、まず、自分がその業界で未経験であるというハンディキャップを持った意識で望むことが基本です。求人に「未経験でも応募可能」や「経験は問いません」と記載されているのをよく見かけますが、その場合も同じです。求人広告に「未経験可」と書かれてあっても、業界の経験者が有利であることには違いありません。実務の経験者より未経験者が欲しいならば、18歳や22歳の新卒を4月や9月に募集すれば良いのです。中途採用で転職者を募集する理由は、何らかの理由で経験者を採用したいと考えて間違いはないでしょう。ですから、経験者と同等もしくはそれ以上の評価を得るためには、それなりの工夫が必要になります。例えば、不動産会社(不動産業界)からIT企業(IT業界)へと転職をする場合、不動産で培ったノウハウをインターネット上で配信して、なおかつ、広告で費用対効果の出る方法を探りたいといった志望動機を話せば、面接官側も「発想が面白い」と思う可能性もあります。私の知り合いにもエステティシャンの経験を活かして広告代理店に転職をした人がいます。その人は、今では転職先の美容部門のインターネット広告を任されて楽しそうに仕事しています。前職の業種や職種が異なるという事情は、ハンディばかりではないということです。電気機器業界に精通している方であれば、ネット上で、お客様に喜んでもらえるような電子機器の細かい説明のページ作りに励みたいと意気込みを見せれば、例え未経験であったとしても、今までの知識やスキルが生かせることも考えられます。前職が違う業種・職種だからといって、劣等感を感じることもありません。求人雑誌、求人サイト又は会社のHP(ホームページ)などをしっかりとチェックして、堂々と面接や書類選考に望みましょう。
前職と違う業種や職種に転職するためには、採用担当者を納得させる転職理由、志望動機、自己PRなどが必要になります。前職での説明しやすい実績なども数値にして用意しておくとなお良いです。それらの転職に有利な要件を使用して、前職での意気込みを転職先でも生かせることをアピールすることが大切になります。関係のない話かもしれませんが、お笑い漫才師「ビッキーズ」の木部さんは、同じ芸人の先輩にあたる、たむらけんじの「炭火焼肉たむら」に転職をしたそうです。前職でのやる気を買われたかどうかは定かではありませんが、人柄が良かったり、真剣に仕事に取り組める人であったりすれば、違った業種であっても転職を有利に運べることが考えられます。
